ライブ雑感 2018-10-31 SABATON & BABYMETAL

これまで観たライブは、
ドーム黒・銀キツネ@名古屋・巨大キツネ@大阪x2・LEGEND-S初日
です。

SABATON

実はSABATONはゲストに決まってからちゃんと聴きました。
このライブで良さがわかりました。
同じ曲順でプレイリストを作ってずっと聴いてました。

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3日前ぐらいに「もしかしてサビやコーラス覚えた方が楽しいのでは」と気づき
がんばりましたが雑にしか覚えられず…
それでもライブで演奏された曲は聴き込んでいたので存分に楽しめました。

ライブもよかったですが、観客の盛り上がりに驚きました。
うおーという歓声や、序盤でSABATONコール起こってましたね。
完全にメタルのライブでした。
シートはほとんど座ってましたが、かなりの人が腕上げたり手拍子をしていました。
予想以上の大成功でした。
じゃあ他に成功しそうなバンドがいるかというと、難しいかもしれません…
キャッチーな曲・ノリやすいテンポ・Voがハイトーンやデスボを使わない・メンバーの人柄
この辺りが成功した要因だと思います。

BABYMETAL

そしてBABYMETALですが、Voがヘリウム声に聞こえてしまうやつが発生してしまい、
ちゃんと楽しめず残念でした…
Starlightのサビが全然まともに聴けませんでした…
また次回改善できればと思います。
THE ONEの前半だけは普通に聴けて、天空席のおかげかリバーブがすごくてすごかったです。

今回も照明が素晴らしかったです。
巨大キツネ祭りとLEGEND-Sをベースにさらに進化してたように思いました。
IN THE NAME OFは照明で全然印象変わりますね。
海外だとどうしてもショボく感じてしまいます。
今回のライブは映像化しそうにないみたいですね。もったいない。

衣装やメイクは今のも好きです。
というか、去年までの衣装がずっと変だと思ってたので
それよりはいいかなという感じです。
LEGEND-Sの衣装はSU-METALに襟が付いていたので好きでした。
メイクもゴスだと思えば普通です。

スカートが普段スリムでスピンする時の開き方がかっこいいと思いました。
あと、今年の新曲はスリムな衣装前提で振り付けしてあるだろうなと思いました。
Elevator Girlの最初のポーズとか特にそうですね。

7人体制は、ステージを広く使えてよかったと思います。
今までは可動ステージや巨大スクリーンで対策してましたが、
また新しい引き出しが増えたと思いました。
8章から基本3人に戻ると思いますが、今後も大箱ではアリだと思いました。

全体として、思ったほどダークサイドじゃなかったです。
欧米ツアーの時も思いましたが、ダークサイドなのはIN THE NAME OFだけで、
あとはいつものBABYMETALだと思いました。
LEGEND-SでのBABYMETAL DEATHのほうがよっぽどダークサイドです。
この曲が真のダークサイド曲だと思ってるので、
7章でも重要な場面で演奏されると思ってます。

今回もまた今までと違う新しいものが観れてよかったです。
BABYMETALのライブは毎回新しい試みをしてくれますし、
見逃すと連ドラを1回飛ばしたような気持ちになるので
無理してでも行きたいと思わせます。

YUIMETALはダンスの柱だと思ってました。
動きが丁寧で上品で、MIKIKO先生のスタイルにすごく合ってるように思いました。
彼女がいたから激しくも美しいBABYMETALのダンスが完成したのだと思います。
その存在が他の2人にとってどれだけ大きいかということは、LEGEND-Sで痛感していたと思います。
あの日2人だけで乗り越えられたのは、ずっと3人でやってきたからです。
チームBABYMETALにとっては、LEGEND-Sがどん底でした。
今思えば、これは必要な試練だったのかもしれません。

5月の北米ツアーにおけるMOAMETALの急成長を見て、
自分がダンスの柱になるという覚悟が感じられました。
実質初めて2人体制になったLEGEND-Sからすでに21本ライブをこなし、
僕らが思ってるよりもずっと前に進んでます。

Judas Priestのゲストでは、これまでのような立体ステージが使えないと思いますので、
どういう体制になるのか気になるところです。